2006年8月のコメント

7月22日(土)シンガポールで行われた「家庭料理コンテストアジア大会」で優勝
何回か予選を勝ち抜いてきた当地チャンピオンと最終戦で一騎打ち。

一番有名な料理評論家、カリスマシェフ、お料理雑誌の編集長3人全員から味にかなりの評価を頂いてグランプリを頂きました。

7月22日(土)シンガポールで行われたコンテストの模様はココまた日本大会の模様は東京Vivitのサイトで7月2、3日の欄で、27日の欄でシンガポール大会の記事がご覧いただけます。

左はシンガポールの新聞の記事を現地で応援に来てくれたシンガポールの方が送ってくださったものです。かなり大きく報道していただきました。

吹き抜けの2階特設会場が3階・4階からも見えるため、多くの人達が観戦したなか、日本の食材でグランプリを勝ち取ることができました。試食をされた現地では有名な審査員3名も日本の食材に興味を持たれ、コンテスト最中もいろいろ質問をされ、興味深げに味わっていらしゃいました。

一番左の方は現地ではカリスマシェフ。レストランを何軒も経営している有名な方のようでしたが、レストランでも出したいメニューとコメントをいただきました。

速報でもお知らせした様に、ビビットスクエアにて7月2日の家庭料理コンテストで 優勝し、日本代表としてシンガポールで行われたアジア大会でも優勝させて頂きました。

日本大会のルールでは材料費が2品で¥2000-以内(調味料は別)、30分で買い物をして、1時間で調理して盛り付ける事でした。野菜の下洗いまでは準備の時間にやり、 はいスタートで切るところから始め、決められた白いお皿に盛り付けました。

出来上がった順に審査員の方がご批評をされるコメントを聞きながら自分のお料理に集中する様に心がけました。なにせ1週間前にニューヨークにいる夫の帰国の準備でアメリカにいたため ほとんど準備や練習が出来てなくてぶっつけ本番とはこの事という気持ちでいましたが、 キッチンのシンクの前に立つと自分のこれから作るお料理に集中する事は、私の日常なのだと自分に語りかけて平常心を心がけた事は結果良かったのだと思っています。

時間が余ればもっと添えのお野菜を作って盛り付けるつもりでしたので、5人の中で、最後になりましたが、時間の配分は予定どおりでした。

シンガポールでは、当初「サーモンとホタテのパイ包み」でチャレンジするつもりでしたが、7月のシンガポールの気候とショッピングモールでの特設会場ということで最後まで迷って、「チーズ入り豆腐ハンバーグジンジャーソース」と「ベジタブルそばゴマピリソース」を作りました。日本の誇るべき 豆腐・そば・ひじき・油揚げ・大豆等、ヘルシーな食材を世界のインターナショナルな調味料と調理法で作り上げることは、15年お教室で500種類近く作ってきた集大成とも言えます。

とは言え、旅先で材料を調達し、ヒルトンホテルに協力して頂きお皿やガラスの容器を 借り用意した私と自宅から飾りつけのカービングやフラワーアレンジの様に盛ってこられた器は余りに差がありました。

当日の下準備も夫の会社の奥様に頼み込んで少しの時間 やらせて頂きましたが、かってが違うなかで精一杯普段の成果を出そうという気持ちで取り組み、気持ちが雰囲気に飲まれないようにマイペースで自分なりのテイストを作り上げるという気持ちで1時間があっという間に過ぎていきました。

司会の方は場を盛り上げるために途中も英語でいろいろインタビューをされましたが、この1年近く、ニューヨークの大学で勉強した成果もここに表れたような結果になりました。

シンガポールの審査員の方々からいただいた高い評価で、ニューヨークの人にもうけたものであり、アジアの人にも世界万人に好まれる味を日本の食材で出せることを確信しました。私がずっと温めてきたインターナショナルな調味料を、上手く統合させ家庭料理に取り入れていくこれからの新しい料理のジャンルが言葉を越えても受け入れられることがとても嬉しく思います。

これからますます今後の課題にしていきたいとも思っております。これからも応援よろしくお願いいたします。

関連記事