11月12日 お料理を通じて伝えたい事

寒くなってきましたね。今年は秋があんまり深くならないと思っていたら、いきなり寒くなり冬になってしまった様に思います。11月も中旬にさしかかって、寒くなるのは当然かと思いつつ、何となく年末の企画に気持ちが気せわしく感じています。でも今年の新しいクリスマスメニューもタンシチューに決まって、皆さんにきっと喜んで頂けるだろうと、私もレッスンを楽しみにしてます。

さて、出産育児でしばらくレッスンを離れていた、KさんとOさんがお子さんをつれて銀座教室にいらしてくれました。
       
Oさんは、息子さんが幼稚園に通いだしたそうで、Kさんはお譲さんが2歳になったとのこと。早いですね。ついこの前、大きなお腹でレッスンにいたしていらしたのにね・・・。「先日も主人のお誕生日に先生に習ったチーズケーキとスープと鶏のトマト煮など色々作りました。本当にレシピは我が家の宝物です。」とお話されていました。時間がたってもいつまでも家族をつなぐ何かにお料理を使って下さるのですね。

ある知人から、「槻谷さんはあなたが伝えたいメッセージをお料理を通じて伝えたいのでしょ。」と言われ、きっとそうなのだと自覚しました。人が人に愛情を伝え相手を思いやり、また相手からも同じように思いやられ、みんなでいい家族、いい関係、いい社会でありたいのかな。・・・
いや、もっともっといろいろですね。・・・

私は、生徒さんが今日このレシピを習ったら一生あなたが何時この料理を作ってもどうか失敗しない様に、喜んでもらえるようにと思うと私の出来る限りのことを伝えて差し上げたいと常に思っています。

子育ての悩み、家族の事、恋愛の事、仕事や沢山の事に日々悩みストレスがありますよね。お料理の質問のように話されていかれる人も多いです。私のような未熟のもにはなかなか回答が出せないのですが、生きている事そのものがきっと悩みの連続なのでしょう。悩みやストレスをそう感じないぐらいの人間の成長があればいいのですかね。・・・簡単じゃないですよね。回答を探す事を目標にしましょうか。生徒さんがいい表情でいると安心します。私もいい笑顔で年末を乗り切りたいですね。

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