2010年6月1日 食育インストラクターのテストは全員合格でした。

5月30日の日曜日に、食育インストラクターの4級の講習をしました。なかなか、ウィークディーの夜にご参加できない方や時間が取れない方に2講座とテストをその日にやりました。ランチをはさんでの時間でしたので、マネイジャーの佐藤君に頼んでミートソースとサラダを作ってもらいました。マーブルケーキとコーヒーもついて、和やかに楽しくお勉強することが出来ました。

食事につながることは、バランスよい素敵な人になるうえで、とても大切でね。本当は、わざわざ取り上げなくても当たり前に、なされていなくてはいけないのですが、それが、崩れてしまっているのでしょうか。

生徒さんは、皆さん素敵ですよ。授業の合間のお食事だから?ではないです。講習の時は真剣にお勉強していましたよ。前のブログで、イギリスの友人のマーガレットが息子さんが日本人と付き合っているコメントを書きましたが、彼女が何より嬉しかったのは「日本人は皆お料理が上手でしょ。」と言うのです。

でも、本当はどう答えていいのか、少し悩みました。私が駐在でイギリスに住んでいたときは、皆さんお料理をよくやりました。とてもお上手でした。当時のイギリスの人は冷凍食品やレディーメイドのお食事がほとんどと言えるほど、お料理はしてなかったです。彼女が、「スーパーのレジでカートを見て御覧なさいよ、みんな冷凍品か温めて食べられるものばかりよ。」と言っていたのを思い出しました。

日本人が大好きなマーガレットは私達の前から大勢の日本人のお友達がいましたがもっと前の駐在の人達は、餃子などの皮も手作りだったとかの話もしていました。私の時は日本食屋さんに行けば、高いけれど冷凍の餃子の皮は売っていましたから。今、日本は当時のイギリスのようにお料理をすることは、敷居が高い壁の向こうにあるのかなっておもってしまいます。体験レッスンでのご質問は「何にも出来ませんが、大丈夫ですか。」との問いが多いのですが、「出来ない人を出来る人にして差し上げるのが。私の仕事ですから、ご心配なくいらして下さい。」と答えます。実際本当に、ここまでやった事がないのかー、と思ったこともありますが、対面で包丁に手を添えて、横について母子の様に隣でご指導したりします。

従来の家庭科の実習のように、先生のデモのあと各テーブルで幾つかのレシピを何人かで分けて担当してやるのでは、自分のやった事しか覚えられないかとの声も多いので、全部のメニューをずーと一緒に皆さんで作り上げていきます。

そして皆さんと、会話を弾ませながらお食事タイムです。

食事をする時にするコミュニケーションって、家族でも友人でも大事ですよね。美味しいものを食べている時って、皆さん笑顔ですもの。その時って、いい気分いい関係をつくりあげられますよね。生徒さんたち、人数がふえてもとても仲良しです。ここでも毎日素敵な人間関係を作っていらっしゃいますよ。皆さんを素敵にするお手伝いが出来る事、嬉しく思ってます。

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